漫画村は見るだけでも違法?どこまでが違法なのか調べてみた
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ニュースでも度々取り上げられるようになった漫画村ですが、見るだけでも違法性はあるのでしょうか。漫画村の閲覧による違法性、漫画村が存在している理由について調べてみました。
※本記事は違法な漫画サイトを推奨するものではありません。合法の漫画ダウンロードサイトをご利用ください。
漫画村の主張
漫画村自身は、以前は以下のような文章を掲載しており違法性がないと主張しております。
・漫画村は違法ではないの?
漫画村はウェブ上にある画像データをクローンして表示しています。ですので違法ではないです。
オリジナル画像が非表示になると表示されなくなってしまいます。
見れなくなった画像は見つけ次第修正していますのでしばらくお待ちください。権利者お方に
漫画村はオンラインに存在する画像をプロキシを通して表示しているのみです。削除が必要な場合本来の保存サイトにお問い合わせください。
つまり、漫画村自身は違法アップロードしているわけではなく、ウェブ上に存在している画像データを参照しているだけだから違法性はない、と主張しているわけです。
また、最近ではキャラクターに以下のような主張をさせています。
「漫画村は国交のない・著作権が保護されていない国で運営されている」との主張がありますが、おそらくは日本人による海外サーバを使って運営されているだけだと思います。
日本の法律による見解
まず、漫画村の閲覧自体は日本の法律では罪に問われません。
音楽や動画では違法アップロードだけでなく、それをダウンロードしただけで刑罰の対象となります。しかし、漫画(静止画)の場合は違法ダウンロードしても刑罰の対象とはなりません。これは、違法ダウンロードでいう「ダウンロード」は「録音や録画」であり、音楽や映画が想定され、画像ファイルのダウンロードは「録音または録画」に該当しないという政府広報に基づいています。画像のダウンロードを取り締まってしまうと、それこそTwitterのアイコンや個人PCの壁紙まで取締りの範疇に入るため、対応しきれなくなるためです。
それでは、アップロードする側は刑罰にはならないのでしょうか。
漫画村の主張としては、「オンラインに存在する(漫画の)画像を表示しているだけ」とありますので、刑罰には問いづらい状況と言えます。
漫画村は今後も存続する?
いくつかのメディアがこの問題を取り上げており、出版社などによる対応が今後予想されます。出版社の協力の元、手軽にウェブで閲覧できるサイトを構築し、利便性を図っていくことが重要かと思います。漫画村は広告収入だけで成り立っているため、出版社も一部のコンテンツを無料で公開したとしても、広告収入を著作権料として漫画家に支払うビジネスモデルは成り立つと思います。
以前同じように漫画を違法アップロードしていたフリーブックスは、ハッカーなどにより画像ファイルの供給元を絶たれてしまったため閉鎖に追い込まれました。すでに漫画村にもハッカーなどによる攻撃があったとみられ、人間かスクリプトによるアクセスかを判断する認証ページができています。
合法的な漫画サイトのご利用を
漫画村自身は違法性はないと謳っていますが、白でないことは明らかです。ウイルス感染や個人情報流出などトラブルに巻き込まれたくない方は、合法的な漫画ダウンロードサイトをご利用ください。個人情報流出から各請求メールやダイレクトメール、最悪の場合には個人の特定も起こり得ますので、安物買いの銭失いにならないようにしましょう。
eBookJapan
eBookJapanでは、コミックの品揃えが世界最大級で59万冊の本を配信しています。無料漫画や試し読みも豊富なので、非常に入りやすいです。とりあえず、コミックが読みたかったらここに登録しておけば、問題なさそうです。
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まとめ
今回は漫画村の違法性について調べてみました。
トラブルに巻き込まれないためにも、合法な漫画サイトを閲覧することをオススメいたします。
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