【ワイヤレスジャパン2017】未来のTV!?AR技術を使った「ジオスタ」を体験してきた
こちらのWebサイトは移転しました。
以前書いたワイヤレスジャパン2017のイベントレポートでは書ききれませんでしたが、docomoブースに展示されていた「ジオスタ」が面白く、非常に人気がありましたので、その体験をレポートします。
ちなみに前回のワイヤレスジャパン2017のレポートはこちら。
rikei-iot.hatenablog.com
ジオスタとは
ARを使ったユーザに新しい視点を提供する、未来型コンテンツです。
ちなみにARとは、Augmented Realityの略称で、日本語では「拡張現実」と訳されます。
同じく最近注目されているVR(Virtual Reality、仮想現実)とよく混同されますが、ARは現実空間に付加情報を表示させ、現実世界を拡張する技術でありARはあくまで現実世界が主体です。
今回のジオスタは、docomoとフジテレビがタッグを組んで展示をしていました。
www.nttdocomo.co.jp
2020年にサービス開始し予定の第5世代移動通信システム「5G」
その高速、大容量、て一円の通信システムを使い
選手の動きや情報をリアルタイムにARで再現
全く新しいシポーツ観戦体験を実現します。
スマホやスマートグラスを使い
ジオラマ場に選手の動きや様々な情報をARで表示
コース全体を見渡せるバードビューや
等身大の選手のプレーを間近で見れるなど
ユーザーにスポーツ観戦の新しい視点を提供します。
「ジオスタ」はテレビやネットの生中継と連動することで、
ファンはもちろんそれ以外の人たちにも
スポーツのみ略を改めて伝えるキッカケとなるコンテンツです。
「ジオスタ」がスポーツ中継の新しい観戦スタイルを提案します。
デモはどんな感じ?
ジオラマ場にアスリート情報や試合の状況などをARでマッピングする新しいスポーツ体験イベントを展示していました。
展示ではゴルフ中継を例に、実際にARグラスをかけたり、タブレットを通してAR映像が楽しめるデモを展示していました。
ARグラスを通して見たイメージはこんな感じです。
ゴルファーのスイングや成績などの情報、ショットの起動などをゴルフコースのジオラマ場に表示しています。
こちらは白いジオラマにゴルフコースをプロジェクションマッピングしている様子です。
ARグラスをかけると、ここにARコンテンツがさらに表示されます。
AR市場のこれから
ARブームは2010年前後に一度盛り上がったものの、その後沈静化していました。
しかし、「pokemon go」や「SNOW」などのアプリが火付け役となり、再びブームとなりつつあります。
ARはスマートグラスやスマホを通さないとコンテンツが楽しめないため、
- ARが表示される視野が限定される
- 多人数で同時に楽しめない
などの課題が指摘されています。
しかし、SONYなどもスマートグラス開発に注力しており、SONYの持つファッション性や映像技術を取り入れた技術が市場をリードしていく期待もあります。
developer.sonymobile.com
まとめ
一時期沈静化したARブームですが、再び市場は盛り上がりつつあります。
特にTVやレジャー施設に導入が進めば、市場は一気に広がる可能性があります。
今後もAR技術の動向には注目です。
押していただけると励みになりますので、お願い致します。