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Excelで時間をマイナスで表示させる方法

こちらのWebサイトは移転しました。

Excelで「3:50」などの時間を引き算した結果がマイナスになると、「######」とエラー表示されてしまいます。


今回は時間がマイナスになった場合のエラー表示を解決する方法をご紹介します。
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方法1:表示形式をIF関数で条件分けする方法

エラー表示するセルの式を以下のように書き換えればOKです。

計算式

=TEXT( ABS(計算結果), IF(計算結果>0, "h:mm", "-h:mm"))


"h:mm"などの書式部分は表示する時間表記により適宜変更のこと。


実際にExcelで使用してみます。下の結果では、上記の計算結果と書いてある場所に、B3セルを指定してます。

B3セルは「#####」とエラー表示されていますが、実際には計算結果が入っていることが確認できます。

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方法2:1904年始まりに設定変更【※要注意】

上記の計算式に置き換えるのが面倒な方は、設定変更からマイナス表示を行うことができます。


ファイル→オプションを選択して、「Excelのオプション」を開きます。

次に、詳細タブを選択し、「1904年から計算する」にチェックを入れれば完了です。

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f:id:rikei_iot:20180905190427p:plainなつめ

式を書くのが面倒だけど、確実な方法だよ!

1904年方式の注意点

「1904年から計算する」方法は簡単ですが、計算上の開始日が通常(1900年から計算した場合)と異なってしまうため、計算によってはずれてしまう可能性があります。


例えば、A2セルに「2018/9/21」、A3セルにA2セルの曜日を表示(=TEXT(WEEKDAY(A2),"aaaa"))させておきます。2018/9/21は金曜日なので、曜日計算も合っています。

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ところが、「1904年から計算する」に設定した場合、セルの日付が4年と1日だけ進んでしまいます。


元のExcelでは1900年1月1日から計算していたのですが、シリアル値はそのままで1904年1月1日から計算するようになってしまったため、日付がずれてしまったのです。

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また、曜日の計算は元のシリアル値で行うため、曜日が1つ戻ってしまいます。


以上より、「1904から計算する」の方法は設定は簡単ですが、元の日付や曜日ずれの問題があるため、これらに気を付けて使用してください。


f:id:rikei_iot:20180905190425p:plainなつめ

「1904年から計算する」Excelシートを渡されたら、かなり面倒なことになりそう・・・


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まとめ

今回はExcelで時間をマイナス表示させる方法をご紹介しました。


まとめ

・方法1:表示形式をIF関数で条件分けする方法
→表示方法に合わせて、時刻表記方法を変更すること


・方法2:1904年始まりに設定変更
→設定は簡単だが、日付ずれや曜日ずれに注意!


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