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iDeCo(イデコ)が専業主婦でもメリットがある理由 103万円の壁を打ち破れ!

こちらのWebサイトは移転しました。

個人型確定拠出年金であるiDeCo(イデコ)ですが、マッチング拠出を会社が行なっている場合はできないなど、利用できる人は意外と限られています。また、一般的に「専業主婦はあまりメリットがない」という声も聞こえてきます。


しかし、iDeCoは専業主婦でもメリットがある場合があるのです。今回は専業主婦がiDeCoを始めるべき理由、さらに専業主婦がもっと得するiDeCo活用法をご紹介します。
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iDeCoのメリットとは?

iDeCoのメリットは、主に「掛け金の所得税控除」と、「運用中の利益が非課税」になる点です。つまり、節税対策としてiDeCoは非常に注目されている訳です。また、他のiDeCoのメリットも合わせて抑えておきましょう。


iDeCoの主なメリット

・掛け金の所得税控除
・運用中の利益が非課税
・定年後の運用資産受け取り時も退職所得控除が適用
・運用する商品の信託報酬(コスト)が低い
・元本保証型の商品が多い


iDeCoには所得税控除のメリットがありますが、収入が103万円までであれば所得税はゼロとなります。いわゆる「103万円の壁」と呼ばれる金額です。パートで収入を年間103万円に抑えている専業主婦の方にとって、iDeCoによる「掛け金の所得控除」のメリットはありません


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専業主婦がiDeCoを運用する

しかし、収入が103万円以下の方にメリットがないかと言えば、そうではありません。もう1つのメリットである「運用中の利益が非課税」を利用して、老後の生活資金を積み立てることができます。


専業主婦の場合は、iDeCoに最大で年間27万6000円積み立てることができます。例えば、35歳の方が60歳まで25年間、iDeCoで27万6000円ずつ積み立てると累計690万円にもなります。夫の退職金とiDeCoによる年金があれば、老後の資金難はある程度避けられるのではないでしょうか。

iDeCoとNISAとの違いは?

「所得控除が受けられないのであれば、NISAでいいんじゃないか」という声もあると思います。

NISAは年間120万円を5年、つみたてNISAであれば年間40万円を20年まで非課税で運用することができます。運用期間を焼く20年とすれば、つみたてNISAの方がiDeCoよりもメリットが多いような感じがします。


しかし、運用できる商品が両者で大きく違います。iDeCoの場合は定期預金や保険など元本保証型の商品を多く扱っているのに対し、NISAでは株や投資信託など元本割れのリスクを伴います。「老後に確実なお金を残しておきたい」ということであれば、iDeCoの方が運用しやすいと思います。


もしNISAも始めてみたいという方は、SBI証券で始めてみてはいかがでしょうか。口座開設も0円なので、作っておくだけでも損しない証券口座です。


また、SBI証券でのつみたてNISAの設定方法を以下記事でご紹介しています。

rikei-iot.hatenablog.com

103万円以上130万円未満はかなりのメリット

専業主婦の方の中には、所得税が発生する103万円を超え、社会保険料の負担が発生する130万円未満に抑える、いわゆる「130万円の壁」を超えないよう収入を調整している方も多いのではないでしょうか。この方にとって、iDeCoは103万円を超えて発生した所得税を控除するために有効な方法です。


例えば、年間127万円の収入がある場合、127万円から103万円を引いた24万円が課税所得となります。所得税率5%をかけると所得税は1万2000円となり、住民税の課税所得を同じ24万円とした場合、住民税率10%をかけると2万4000円となります。合計3万6000円が税金として発生してしまします。


しかし、103万円を超えた24万円をiDeCoで掛け金とすれば全額が所得控除となり、税金3万6000円はゼロとなります。よってiDeCoをうまく活用することで、103万円の壁を気にすることなく、パートをすることができます。


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まとめ

専業主婦でもiDeCoはかなりメリットがありそうです。専業主婦で103万円の壁を気にして働く時間を抑えている方や老後の貯蓄が不安な方は、iDeCoによる拠出によりメリットがあります。


SBI証券は、初心者でもつみたてiDeCoが簡単に始められます。口座開設や口座維持にかかる費用はもちろん0円なので、すぐに始めなくても開設しておきたい証券講座です。

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また、iDeCoに関する他の記事として、以下の記事もご紹介しています。

rikei-iot.hatenablog.com


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