つみたてNISA初心者にオススメする3つの銘柄
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つみたてNISAを始めてからもうすぐ4ヶ月経ちます。
ゼロから金融や投資について少しずつ勉強して選んだつみたてNISAの初心者向け銘柄3つと、その銘柄を4ヶ月運用した結果をご紹介いたします。
つみたてNISAで抑えるべき銘柄の特徴
つみたてNISAは、年間40万円まで最大20年間まで投資による運用益が非課税となる制度です。基本的には20年という長期での銘柄所有を支援する制度のため、利回りが少ないながらも着実に伸びていくような銘柄が好まれます。つみたてNISAでオススメする銘柄の特徴を抑えてきましょう。
・インデックス型
・低い信託報酬
・米国を中心とした分散投資
長期間の投資ならインデックス型!
インデックス型とは、TOPIXや日経平均株価などの指数と同じ値動きを目指す商品です。その反対はアクティブ型で、指数を上回るように各ファンドが頑張って運用しています。長期的に見るとインデックス型の方が運用成績がよくなりやすいとされており、つみたてNISAのような長期スパンで保有するのであれば、インデックス型がオススメです。
信託報酬は少ないに越したことはない!
信託報酬とは、投資信託を保有し続けている間に支払う手数料(運用管理費用)のことです。手数料ですので、できるだけ少ないに越したことはありません。一般的には、インデックス型の方がアクティブ型よりも信託報酬がやすい傾向にあります。
世界の株式市場の過半数は米国!
全世界の株式市場のシェアを見てみると、米国が55%と過半数を占めています*1。日本の株は8%とごくわずかです。分散投資をする場合に、米国、新興国、先進国、国内がほぼ同率で分散させるケースもありますが、株式市場に占める株の割合を考えれば米国を中心に投資しても問題ないでしょう。また、現在でも多くのイノベーションが米国から発生しているように、20年での運用を考えても米国はまだまだ成長が見込めます。
僕が購入した初心者向けの銘柄3選
以上のポイントを抑えた上で、初心者だった僕が購入した銘柄を3つご紹介いたします。
①楽天・全米株式インデックスファンド(楽天VTI)
楽天VTIは、米国を投資対象としている「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)」に投資を行なっている商品です。VTIを運用するバンガードは、約530兆円を運用する世界最大級の運用会社であり、インデックスファンドの世界No.1シェアを誇っています。また、信託報酬も年率0.1696%とかなり低くなっています。
上場投資信託証券(ETF)は低い信託報酬で分散投資できる人気商品ですが、つみたてNISAではわずか3銘柄と取り扱いが圧倒的に少ないです。しかし、楽天VTIでは、ファミリーファンド方式で運用しているため、楽天VTIを介して間接的にETFに投資することができます。
②iFree S&P500インデックス
iFree S&P500インデックスは、アメリカの企業500社から構成される「S&P500」指標を目指したインデックス型ファンドです。このS&P500は、ニューヨーク証券取引所やNASDAQの上場銘柄の時価総額比率80%を占める500銘柄を指標化しているため、ダウ平均株価などと比べると米国の平均的な株価を表していると言えます。
また、信託報酬は年率0.243%とS&P500を指標とするインデックスファンドでは、最も低い銘柄の1つです。米国株式に広く分散投資したい場合は、非常に魅力的な銘柄です。
③eMAXIS Slim先進国株式インデックス
本銘柄は、「MSCIワールドインデックス」指標に連動するインデックス型ファンドです。上記2つの銘柄が米国に投資していたので、世界の株式市場シェアの27%を占める先進国(日本を除く)を選んでいます。本銘柄で、22カ国の先進国に分散投資でき、各国の時価総額80%以上の銘柄をカバーできます。
2018年1月の引き下げにより、信託報酬は年率0.11772%とかなり低コストになりました。米国株の割合が多くなった方は、次に株式市場の割合が高い先進国に分散投資できる本銘柄がオススメです。
購入から4ヶ月後の結果
SBI証券で、毎週各銘柄に2,000円ずつ投資を行いました。その血と涙の結晶(実際は、つみたてNISAなのでおったらかしですがw)が次の結果です。
全体的に3〜6%近く上昇しており、銘柄によっては1万円の投資で2,000円近い収益が発生しています。米国銘柄のインデックスファンドの伸びがよく、先進国はそこそこといった程度でしょうか。1年間でどれくらい伸びるのかが楽しみです。
まとめ
つみたてNISAで初心者にオススメの3つの銘柄についてご紹介しました。それぞれの銘柄の特徴を抑えた上で、購入の参考にしてください。
・楽天・全米株式インデックスファンド(信託報酬:0.1696%)
・iFree S&P500インデックス(信託報酬:0.243%)
・eMAXIS Slim先進国株式インデックス(信託報酬:0.11772%)
SBI証券は、初心者でもつみたてiDeCoが簡単に始められます。口座開設や口座維持にかかる費用はもちろん0円なので、すぐに始めなくても開設しておきたい証券口座です。
SBI証券でのつみたてNISAの購入方法も以下記事でご紹介しています。
また、つみたてNISAでも人気のアクティブ型ファンド「ひふみプラス」を買うべきかについて、はこちらの記事でご紹介しています。
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*1:2018年7月現在